どうもこんにちはイッシーです。
今回は、山梨県甲州市にある「慈雲寺」というお寺へ行って参りましたので
紹介したいと思います。

夢窓国師が開創したといわれる慈雲寺は地域教育発祥の地といわれています。
境内には樋口一葉の文学碑があり、碑文は幸田露伴が書き、裏面には明治の文豪たちが名前を連ねます。
また樹齢300年を超えるといわれる県指定天然記念物のイトザクラがあり
その美しい姿は毎年多くの人々の心を魅了します。
https://www.koshu-kankou.jp/map/jinjya/jiunji.html#:~:text=%E6%85%88%E9%9B%B2%E5%AF%BA%20(%E3%81%98%E3%81%86%E3%82%93%E3%81%98,%E5%BF%83%E3%82%92%E9%AD%85%E4%BA%86%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82より引用

本尊
聖観世音菩薩
御利益
健康祈願
無病息災
長寿延命

実際に、この水を飲みながらお願い事をすると、願いが叶うと言われています。

江戸時代末期、当時の住職である白巖和尚(はくがんおしょう)により
寺内に、寺小屋が設けられ、近隣の子供たちに開かれました。
1887年(明治20年)に本堂内に学校が開かれ、1907年(明治40年)には
私立山梨里仁学校となり、その後、甲州市内にある千野と呼ばれる地区に移転し
大東亜戦争終了時まで存続していました。
この寺子屋では樋口一葉の父・則義が学ぶなど
地域住民にとっては寺院であると同時に
教育施設としての意味合いも兼ねており
明治から昭和にかけ地域の人材育成に貢献しました。
参考:Wikipedia
春になると、イトザクラが満開になり、とても美しい景色を堪能することができます。
実は私自身、小さい時に住んでいた家が慈雲寺の近くということもあり
よく慈雲寺へ訪れていました。
イトザクラはとても綺麗で、毎年魅了されていました。
また、慈雲寺は寺子屋として、近所の子どもたちへ教育を行なっていた場所でもありました。
当時、5千円札でお馴染みの樋口一葉のお父様がこの場所で学んでいたそうです。
寺子屋というのは、単に知識だけを教えるのではなく
人としての精神を学ぶ場所でもありました。
現在の日本人を見てどうでしょうか。。
教員が欲のために生徒に対しての暴言、体罰などや
大人になっても、精神が子どものままで
平気で人の誹謗中傷を言ったり陰で言ったり、SNSに書き込んだりする人たち。
一度失敗した人たちを地獄の底まで叩き潰す世の中。
全員がそうとは言いませんが
日本人としての精神性がどんどん低くなっているような気がします。
そう言った意味で、この場所は本当に重要です。
寺子屋を復活せよとは言いませんが、お寺の住職さんは
精神性の高い方々がほとんどです。
そう言った方々が、子どもたちへ教育をするというのはとても大事なことだと思いました。
皆さんも是非、慈雲寺へ訪れて見てはいかがでしょうか。
本日もGrapeHPをご覧いただきありがとうございました。
イッシー
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